大竹和紙とは
  • 大竹和紙の歴史
  • 和紙づくりと風土
  • 手描き鯉のぼり
  • 大竹和紙の今
  • 大竹和紙に触れる
大竹和紙の今「多くの難題を抱えて」

発足から26年を迎えた「おおたけ手すき和紙保存会」は、現在会員数が30名を切るまでに減少し、そのほとんどが60歳以上と高齢化しています。また、市民ボランティアが長年製品づくりを担ってきた「大竹和紙工房」でも人出不足が深刻化しています。

楮の栽培や紙料づくりが、厳しい状況を迎えています。

初夏から秋口まで続く、楮の芽かき作業。漉きあがった和紙の品質に大きく影響するため、手を抜くことができません。現在、3か所にある楮畑は実質一人で管理しています。また、白皮を煮たり、チリを取ったり……。和紙づくりは、紙を漉くまでの下処理(紙料づくり)にもたいへん手間がかかります。これら工程を少ない人数で支えており、技術の継承が難しい状況にあります。

芽かき作業

楮の芽かき作業

チリ取り

チリ取り作業

減少する和紙の売上げ、かさむ原材料費。財政が逼迫しています。

漉き手さん

漉き手さん

現在、保存会は和紙の販売収入と会費、不定期の助成金で運営しています。大竹市からは作業場の貸与のほか、施設や道具類の修繕・新調等の際の支援を受けています。近年、和紙の売上は減少傾向にあり、さらに地元産楮の生産量が減ったため原材料費がこれまで以上にかかるようになりました。各種財団等からの助成金が受給できない年度もあり、保存会の財政はつねに逼迫しています。

和紙製品づくりを支えるボランティアの不足が深刻化しています。

ハガキへの絵付け

大竹和紙工房でのボランティアによる製品づくり

「大竹和紙工房」は、大竹駅前商店街振興組合が地元の伝統文化を継承するため、今から18年前に設立。大竹和紙を使った各種製品づくりを、長年、市民ボランティアが担ってきました。ここでも人手不足が深刻化しており、新製品の開発や魅力ある店づくりまで手が回っていないのが現状です。

  1. HOME
  2. >
  3. 大竹和紙とは
  4. >
  5. 大竹和紙の今